ZOOM×オンライン動画講座インタビュー③

オンライン動画講座を取り入れて集客が可能に！

ZOOM×オンライン動画講座　理想の顧客自動集客法

ビジネスプロデューサー板谷さんインタビュー

聞き手：コンサル大学認定講師　豊永顕裕

-ZOOMやオンライン動画を導入したきっかけを教えてください。

もともとは、毎月開催している勉強会やセミナーを、参加できなかった人に向けて動画を配信していましたが、基本は集まってセミナーを開催していました。

そんな中、コロナになって集合ができなくなってしまい、オンラインに変えていったという形です。

毎月、交流会を開催していたのですが、3月まではギリギリ開催できましたが、4月からはやっていません。

-勉強会をZOOMに移行する時、問題や課題はありましたか？

伝わっているのかどうか、というのは気になるところでした。

僕自身、セミナーが好きなのでZOOM開催のセミナーに何個も参加しましたが、やっぱり集中力を維持できるのかどうか、というのは課題だなと感じるところでしたね。

というのも、自分が受け手として感じたことなので、当然自分が講師に回った時は、参加者が感じるだろうと思って、理解度が減るだろうと思いました。

ただ、最初は他にやり方が無かったので、そのまま進めるしかありませんでした。

なので、セミナーをやりながら、集中力が高い人と低い人、セルフコントールができる人とできない人では、理解に差が出てしまうだろうと感じながらやっていました。

-それはどのように改善したのでしょうか？

3ヶ月くらいやったんですが、ちょっとやり方を全く変えました。

最初は、リアルのセミナーと同じように、コンテンツをセミナーで話していたのですが、インプットは先にしてもらうようにしようということで、コンテンツをオンライン動画で先に渡して、セミナー当日はアウトプットの場として活用してもらうようにしました。

そうすると、参加者は集中力が切れず、ちゃんとメモをとって参加してくれるように変わってくれました。

時間が有効に使えている感じがして、参加者からの反響も良くなりました。

また、やり方を変えたことで、プログラム自体にいつでも参加してもらえるというメリットがあります。

それまでは、1ヶ月目からプログラムが決まっていたんですが、コンテンツを動画に残してあるので、後から入ってもいつでも自分のタイミングで学んでもらえるようになったんです。

集客のオファーやキャンペーン期間などが変わりました。

これはかなり大きなメリットでした。

-ZOOMと対面の違いはありますか？

1対1に関しては、そんなに変わらないかなというイメージです。

ただ、1対多数で販売する、セミナーセールスはちょっと難しいかな、という印象なので、集客して個別面談まで進むことは考えています。

-働き方はどう変わりましか？

リアルでセミナーをやるときは、毎月新しいコンテンツを出さなければいけないという焦燥感に駆られていました。

でも、動画講座にしたことで、タイムリーな話題は出す必要はありますが、新しいコンテンツを生み出すという時間は減ったかなと感じます。

その分、受講生の方のことを考える時間が増えたので、新しいプロモーションのアイデアを考える時間が増えました。

オンラインに切り替えて気付きましたが、新しいコンテンツを生み出すために情報を取りに行ったりすることに、かなり時間を使っていたんだなと思いましたね。

-売上も伸びましたか？

ZOOMのおかげで、全国からお客さんを取れるようになったという点では、売上は伸びました。

あとは時間が増えたので、他の事業に対して僕のリソースを注げるようになったので、事業自体の効率が良くなったなと感じています。

-コロナが終息したら、リアルに戻されますか？

状況によってですが、集客に関してはオンラインの方がいいと今は感じています。

どっちかに決めるということではなく、どちらもやっていくかもしれません。

というのも、前々から感じていたんですが、地方にニーズがあるような気がしていて。

ただ、最初からオンラインで売るという発想はコロナの前は無かったんです。

でも、先月から初めて、5件申し込みをいただいて、ZOOMでも売れるんだということがわかったことは発見でした。

なので、オフラインに完全に戻すというよりも、状況を見て使い分けたり、ハイブリッドで行う感じになると思います。